インテルDFジョナタンは、ここ最近の試合でインテルに不利なミスジャッジが多いとして不満を訴えている。

１３日に行われたセリエA第１９節キエーヴォ戦では、ジョナタンのシュートに飛び込んだDF長友佑都がコースを変えてゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定で得点が認められなかった。長友の位置はオフサイドポジションではなく、誤審であったことは映像で明らかだった。

ジョナタンは、ほかにも不利な判定に泣かされている場面が多いと感じているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』によるインタビューで次のように語った。

「家でいくつかの試合を見なおしてみたけど、僕らがPKを獲得できたはずなのに笛が鳴らなかった場面がいくつかあった。審判も僕らと同じ人間なのでミスをすることはあるけど、インテルに対してはいつも起こっている」

「僕らが頼みたいのは、判断を下すべきことがあるときにはそうしてほしいということだ。審判は彼らの代表者たちと話をして、何が起こっているかを理解するべきだろう」

ワルテル・マッツァーリ監督はチームに対して今以上の奮闘を求めているようだ。ジョナタンは今季からチームを率いる指揮官への感謝も口にしている。

「昨日監督から僕らに話があった。監督は、今僕らがピッチ上でやっていることには満足しているけど、まだ不十分だと言っていた。もっとやらなければならない」

「キャリアのこの時期にマッツァーリと出会えたことをうれしく思っているよ。自信を取り戻すことができたからね。いつも信頼と愛情を与えてくれたすべてのサポーターにも感謝している」

マッシモ・モラッティ前会長とエリック・トヒル新会長に向けては、ジョナタンは次のようにコメントを述べた。

「モラッティは人間としても会長としても言葉で表せないほどの存在だ。彼はいつも僕らと一緒にいてくれて、本当に素晴らしい人だよ」

「トヒルとは３回会っただけだけど、インドネシアからすべての試合を追ってくれているのは知っている。今年は移行の年で、サポーターは我慢が必要だという彼のインタビューを読んだよ。今は特別な時期だということを僕ら全員が理解しなければならない」