2008年の出来事【写真:goal.com】
バルセロナMFシャビ・エルナンデスは、過去にバイエルン・ミュンヘン移籍に迫っていたことを明かしている。
シャビは、1998年にバルセロナでプロデビュー。16日に行われるコパ・デル・レイ5回戦のヘタフェ戦に出場すれば、公式戦700試合出場を達成する。
一方、スペイン代表としても活躍してきたシャビは、EURO2008でスペインの優勝に貢献した際に、バイエルンから誘いを受けたようだ。しかし、当時下部組織を率いていたペップ・グアルディオラ元監督(現バイエルン)がトップチームの指揮官に就任して、残留を決断したと『ムンド・デポルティボ』で語っている。
「真剣な関心だった。バイエルンのコーチ陣や代理人と話し合いの場を設けたほどだよ」
「だけど、ペップに捕まえられて移籍することはできないと言われた。彼は頭の中に決定的な選手たちのグループを思い描いていて、そのうちの一人が僕だったんだ」
最近ではニューヨーク・レッドブルズからの興味が取りざたされているシャビだが、現在移籍の意思はないと強調している。
「あのときは良い決断だった。僕の希望はバルサで引退することだからね。間違っていなかったと思うよ」
「正式なオファーは何もない。ニューヨークからの関心? 何も知らない。(ティエリ・)アンリが僕に電話をかけてきたこともない。僕も彼と話をしていないよ。彼の番号すら知らないんだ」