サン・シーロでのデビューも高評価【写真:goal.com】
ミランMF本田圭佑は15日、コッパ・イタリア5回戦スペツィア戦で先発出場し、イタリアでの初ゴールを記録するなど、3-1の勝利に大きく貢献した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、本田にチーム最高タイとなる7点をつけて高く評価している。
ミラン移籍後初の先発出場を果たした本田は、前半からチャンスを演出。味方のシュートが決まらず、得点には至らなかったが、デビュー戦となった12日のサッスオーロ戦に続いて存在感を見せる。
そして2点をリードして迎えた後半立ち上がりの47分、MFリッカルド・モントリーヴォのシュートのこぼれ球を押し込み、うれしいミランでの初ゴールを奪取。直後には高い位置でボールを奪ってチャンスをつくり、初アシストに迫るラストパスも見せている。
3-0というスコアもあって、64分にMFヴァルテル・ビルサとの交代でベンチに下がった本田について、『ガゼッタ』は次のように評した。
「初先発は良かった。本能に導かれて優雅に動き、着飾ることなくつないで、実践的で必要なサッカーをした。サン・シーロでのデビュー戦で初ゴールを決めるという満足も得ている」
なお、マン・オブ・ザ・マッチには1ゴール1アシストを記録したFWジャンパオロ・パッツィーニが選出された。7点は本田とパッツィーニ、そしてチーム全体に与えられている。ミランの選手はほぼ全員が及第点となる6点以上で、途中出場の若手アンドレア・ペターニャだけが5.5点だった。