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本田が初先発、初イエロー、初ゴール! ミラン3得点快勝

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あとわずかで初アシストという場面も スペツィアを3-0と一蹴
あとわずかで初アシストという場面も スペツィアを3-0と一蹴【写真:goal.com】

15日に行われたコッパ・イタリア5回戦、ミラン対スペツィアの一戦は、3-1でホームのミランが勝利を収めた。MF本田圭佑は移籍後初の先発出場で、64分までプレー。イエローカードをもらったが、イタリアでの初ゴールを記録している。

アッレグリ前監督の解任後、初となる試合に臨んだミランは、アシスタントコーチのタソッティ氏が暫定的に指揮を執った。バロテッリが出場停止、カカーがベンチスタートの中、パッツィーニ、ロビーニョ、そして本田が前線を構成する。

6分にCKからチャンスをつくったものの、思うようにリズミカルなゲームを展開できず、18分には相手選手のユニフォームをつかんだ本田が、初のイエローカードをもらった。

それでも、20分を過ぎたあたりから、本田が起点となってチャンスをつくる。まずは24分、FKのチャンスに本田が柔らかいボールを入れると、ザッカルドが頭で落としてパッツィーニの絶好機に。だが、シュートが枠をとらえない。27分には、本田の鋭い縦パスをペナルティーアークでポーリが落とし、再びパッツィーニ。だが、この右足のダイレクトシュートも、わずかにクロスバーを越える。

チャンスを生かせなかったパッツィーニだが、1分後にアシストで汚名返上。右サイドで縦パスを受けてからクロスを入れると、中央で飛び込んだロビーニョのヘディングでのゴールにつながった。

先制に成功したミランは、31分に追加点。ロビーニョが本田とのパス交換からポーリへ渡し、ポーリはふわりと浮かせて前へ。これに反応したパッツィーニが、滑りながら合わせてネットを揺らす。パッツィーニの名誉挽回の1点で、ミランはリードを広げて前半を終えた。

すると、後半立ち上がりに本田が勝負を決める。47分、モントリーヴォのミドルシュートが相手GKを襲うと、こぼれ球に素早く反応。左足で確実にネットを揺らし、チームメートから祝福された。

本田は50分に初アシストにも迫る。高い位置でボールを奪い、3対2のチャンスとして、パッツィーニへパス。だが、パッツィーニのシュートはまたも枠外に飛び、本田のアシストとはならなかった。

コンディションを意識してか、64分にミランは本田をベンチに下げる。負傷から復帰したビルサが代わってピッチに入った。直後には、セードルフ新監督がスタンドに到着。スタジアムのファンが拍手を送る。

ミランはその後もチャンスをつくったが、生かすことができず。懸案の守備でも、何度か訪れたピンチを守護神アッビアーティが阻んでいたが、アディショナルタイムにFKの流れから失点。クリーンシートで終えることができなかった。

それでも、白星を取り戻したミランは、とにもかくにもベスト8進出。22日の準々決勝でウディネーゼと対戦する。

Goal.com

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