J1横浜F・マリノスは15日、J1川崎フロンターレからFW矢島卓郎を完全移籍で獲得したと発表した。
矢島は早稲田大学から2006年にJ1清水エスパルスに入団。2009年から川崎へ移籍し、昨シーズンまでプレー。2013年は股関節の怪我を抱えながら、リーグ戦17試合に出場し3得点を挙げた。J1通算162試合38得点を記録している。
横浜FMはFWマルキーニョスがJ1ヴィッセル神戸に移籍しており、矢島には得点だけでなく前線からのチェックやポストプレーにも期待がかかる。
矢島は横浜FMの公式HPを通して、「伝統ある横浜F・マリノスの一員になれることを光栄に思います。チームの勝利のために全力を尽くします。よろしくお願いします」とコメント。
2004年、2005年にJFA・Jリーグ特別指定選手としてもプレーした川崎についても思いを述べている。
「このたび横浜F・マリノスに移籍することになりました。いい時も悪い時も最高の雰囲気を作って後押ししてくれたサポーターのみなさん、本当にありがとうございました。フロンターレで過ごした時間は自分にとって本当に素晴らしいものでした。
チームメイト、監督・コーチ、クラブの方々、サポーターのみなさん、フロンターレに携わる全てのみなさんのおかげです。感謝しています。また、メディカルスタッフにはすごくお世話になりました。
何度も迷惑をかけてしまいましたが、自分のことをすごく考えて治療してくれてありがとうございました。チームは変わりますがこれからもみなさんへの感謝の気持ちは変わりません。本当にありがとうございました」
【了】