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ドイツへ移籍した大迫勇也。新天地でも“半端ない”活躍でチームを昇格に導けるか?

text by 編集部 photo by Asuka Kudo / Football Channel

1860ミュンヘンってどんなクラブ?

 ではこの大迫が移籍する1860ミュンヘンとはどんなクラブなのか。

 まずはクラブ名の読み方だが、「1860 Munchen」のドイツ語読みをカタカナにすると「アハツェーン ゼヒツィヒ ミュンヒェン」となる。通称は「ゼヒツィヒ」とのこと。なお「ゼヒツィヒ(Sechzig)」とはドイツ語で「60」という意味である。

 1860の名前の通り、クラブが設立されたのは1860年。本拠地はバイエルン州ミュンヘンであり、ホームスタジアムは世界屈指の名門クラブであるバイエルン・ミュンヘンと同じアリアンツ・アレーナを使用している。そのため、「バイエルンじゃない方のクラブ」と言われることもあるようだ。なおクラブとしては、1900年に設立されたバイエルン・ミュンヘンよりも1860ミュンヘンのほうが古い歴史を持っている。

 現地入りした大迫に与えられた背番号は「9」。既にチームメートと合流し、練習を始めている。「チームとともに1部に昇格することが第一の目標」と掲げている。

 1860ミュンヘンの成績は現在2部の8位。1部昇格圏内である3位カイザースラウテルンとの勝ち点差は3であり、十分に射程圏内だ。もし昇格すれば11シーズンぶりの復帰となる。

 今季Jリーグで19得点を挙げた半端ないストライカーは、昇格の最終兵器になれるか。次戦は2月10日デュッセルドルフと対戦。デビューとなるか。

【了】

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