補強の目玉であるパウリーニョの目標としていた選手は?
サンバのリズムに乗って入って壇上にたどり着けるか懸念していた風間監督だったが、「新年最初の仕事は緊張するものですが、今年は良い年を迎えられそうです」と挨拶し、サポーターの笑いを誘った。
6選手が新たに加入したフロンターレだが、今季の補強の目玉と言える存在といえば、栃木SCから加入したブラジル人・パウリーニョだろう。
昨年のプレシーズンマッチでも対峙し、強い存在感を放っていたのは記憶に新しいところ。ボール奪取力に優れたこの中盤の屈強な狩人は、目標としていた選手について聞かれると「ドゥンガです。素晴らしい役目をしていました。気質はあるかもしれませんが、そこまではなれません。
たぶんドゥンガと同じような人間はいないのではないでしょうか(笑)」と笑顔で話していた。
昨年リーグ3位に入ったことでACLにも出場する。武田社長は、リーグ、天皇杯、ナビスコ杯を含めた4大タイトルのうち、「少なくとも1つのタイトルは取ってほしい」と目標を掲げている。
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