同点ゴールも、2点目は認められず【写真:goal.com】
13日に行われたセリエA第19節のキエーヴォ戦で、インテルは1-1の引き分けに終わった。ワルテル・マッツァーリ監督は試合を振り返り、チャンスを生かせなかったことを嘆く一方で、不利に感じられたジャッジについてはコメントを控えている。
8分に先制を許したインテルだが、12分に長友佑都が今季5点目となるゴールを決めて同点。だがそのまま次のゴールを奪うことができず、1-1で試合終了を迎えた。試合後の指揮官のコメントをイタリアメディアが伝えている。
「足りなかったのはゴールだけだ。使えるスペースがほとんどなく、残念ながらもっとゴールを奪うことができなかった。キエーヴォは守ってカウンターを仕掛けることだけ考えていたが、素晴らしい試合をしていた」
「今夜はシステムを変えてスペースを生もうとした。3-4-3で戦い、多くの決定機を生み出すことができた。キエーヴォのゴールは彼らの唯一のチャンスだった。これから必死で頑張って、この流れを変えるため、あと少しの幸運を取り戻せるようにしなければならない」
同点直後には長友が2点目を決めたかに見えたゴールが、疑問の残るオフサイドの判定のため認められず。判定にも泣かされたインテルだが、マッツァーリ監督は審判への批判は避けた。
「誤審? シーズンが終わるまではこれ以上審判について話をするつもりはない。シーズンが終われば総括するだろう。ただ言えるのは、今は何もかもがうまくいかない時期だということだ。我々としては全力を尽くして、落とした勝ち点を今後取り戻せることを祈るだけだ」
13日に解任されたミランのマッシミリアーノ・アッレグリ前監督についても言及した。
「私は彼とは良好な関係にある。残念ながら、結果の代償を支払わされるのはいつも監督だ。アッレグリがミランのためにやってきたことは忘れないようにしよう」