成績不振でシーズン途中に監督交代【写真:goal.com】
ミランは13日、クラブの公式ウェブサイトで、マッシミリアーノ・アッレグリ監督(46)の解任を発表した。
MF本田圭佑がデビューを果たした12日のセリエA第19節サッスオーロ戦で、3-4とまさかの黒星を喫したミラン。リーグ前半戦を終えて勝ち点22の11位と、不振が続いている。これを受け、クラブのバルバラ・ベルルスコーニCEOはサッスオーロ戦後、「変化を加えることがいかに必要であり急務であるかが改めて確認された」と、監督交代を示唆していた。
そして13日、アッレグリ監督の解任が決定。今季までの契約だった同監督は、シーズン後の退任を明かしていたが、成績不振でシーズン途中に任を解かれることになった。ミランがシーズン中に監督を交代するのは、2001-2002シーズン以来となる。
クラブは、暫定的にマウロ・タソッティ氏が指揮を執ると発表している。同氏は以前からアシスタントコーチを務めている。
ミランは15日、コッパ・イタリア5回戦でスペツィアと対戦する。イタリアのビッグクラブは伝統的にコッパ・イタリアを軽視する傾向があるが、今季のミランにとっては欧州への切符につながる重要な大会。本田の先発デビューも期待される一戦で、新生ミランは白星発進を目指す。