「ユナイテッドは毎試合で同じ布陣で臨む必要がある」
――ジェイソン・バート記者
「後半は確かに改善されたが、前半の内容はかなり酷かった。離脱者を多く抱え、リーグ戦で結果を築けていないスウォンジーとこのタイミングで対戦できたのは幸運だった。モイーズの戦術は良かった。
ヤヌザイを左に置き、香川をトップ下に置いてからは機能した。ユナイテッドは毎試合で同じ布陣で臨む必要がある。香川はトップ下の選手として買われたわけであり、そこでプレーすべきだ。
モイーズはいまだに香川に信頼を置いていないが、彼をトップ下で起用する必要がある。ユナイテッドはいまだに脆く、強豪チームであれば結果は違っていただろう」
ユーロスポーツ(テレビ局)=7点(及第点)
――アレックス・ネザートン記者
「(47分)バレンシアのゴール。ヤヌザイがクロスを上げ、香川がファーポストでヘッド。トレメル(相手GK)がセーブしたが、バレンシアが詰めた」
「(67分)スモーリングの逸機。香川が左からクロスを上げ、スモーリングがゴール前での決定機を上に外した」
「(76分)香川の逸機。快速ドリブルでオーバーラップしたラファエルが香川にパス。香川は相手DFを1人かわし、キーパーの裏を突いたシュートは弱すぎたため、戻ったDFにライン上でクリアされた」
「マンオブザマッチ=ヤヌザイ:サイドにポジションを変えると、香川と良い連携を見せた。彼なしでユナイテッドは勝てなかっただろうし、彼なしではシーズン後半戦を戦えない」
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