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本田圭佑 11年前

「今のミランにはもったいない」「ベンチにいればよかったのに」。デビュー戦の本田に現地記者・相手監督が絶賛

12日、サッスオーロ戦で本田がミランでのデビューを果たした。試合には4-3で敗れ、途中出場ではあったが、現地はどう見たのか? 地元記者、そしてサッスオーロ、ミラン両監督に話を聞いた。

text by 編集部 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「本田が入って試合が変わった」

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サッスオーロ戦でベンチ入りし途中出場を果たした本田【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 12日、サッスオーロ戦でセリエAデビューを飾った本田圭佑。現地はどう見たのか? 地元記者、両チームの監督に本田について聞いた。

 イタリア一般紙「ラ レップッブリカ」、イタリア週刊誌「エスプレッソ」で40年間記者経験のあるサリナーロ・ピエール・ルイジ氏。

――本田圭佑がミランでデビューしました。

「少ししかプレーしなかったが、2回のゴールチャンスをつくったし、2回シュートした。とても優秀で、素晴らしい選手だとすぐわかった。本田が入って試合が変わった。デ・シリオと本田はパス交換をして、もう息が合っていた。2人ともいい足を持っている。

 守備がなく、中盤もカバー力のない、今のミランでは彼はもったいない。ロシアでも私は彼のプレーに注目していた。とても頭がいい選手」

――本田はミランの10番はふさわしいか?

「それはこれからの活躍をみないと言えない。ミランは彼を獲得する前に3人のDFを獲得しなければならないよね」

モデナの一般紙「プリマ・パジナ」の記者、アンドレア。アントニエッティ氏(39歳)。

――本田が途中で投入されました。

「いい印象を持った。でも交代するのが遅かった。多分監督は来て間もないから時差ぼけを考慮したに違いない。ゴールに近いシュートも放ち、チームのために活躍すると思う。国際的な経験があるから、環境に溶け込むのに苦労しないだろう」

――歴代ミランの10番を背負った伝説的なレベルと同じ選手になれるか?

「それはまだ時間がかかる、リヴェラ、フリットのレベルは簡単ではない」

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