「チームは良い答えを出してくれた」【写真:goal.com】
ローマは12日、セリエA第19節でジェノアと対戦し、ホームで4-0と快勝した。ルディ・ガルシア監督は満足感をあらわにしている。
前節でユヴェントスに0-3と手痛い黒星を喫し、この日はMFダニエレ・デ・ロッシやDFレアンドロ・カスタンが出場停止だったローマだが、MFアレッサンドロ・フロレンツィの華麗なオーバーヘッドで先制すると、FWフランチェスコ・トッティ、DFマイコン、DFメフディ・ベナティアと、後半立ち上がりまでにゴールを量産して勝負を決めた。
首位ユヴェントスに勝ち点8差のローマにとって、前半戦で勝ち点44というのはクラブレコードとなる。ガルシア監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように語った。
「チームは良い答えを出してくれた。我々は見事にプレスをかけ、フロレンツィの素晴らしいゴールが決まったね。前半戦で勝ち点44、ローマの新記録だ。だが、我々はこのまま続けなければいけない。ユヴェントスやナポリと争っていけるのは素晴らしいことだよ」
「補強? 私はチームに満足しているよ。(マッティア・)デストロもいる。キャプテンも本来のレベルに戻った。唯一の懸念は(フェデリコ・)バルザレッティだけだ。負傷者がいなければ、我々は強い」
また、ガルシア監督は先発出場した新加入のMFラジャ・ナインゴランに賛辞を送っている。
「ナインゴランは素晴らしい試合をしたよ。ただ、ほぼ全員がうまくやった。ナインゴランはすべてできるんだ。複数のポジションでプレーでき、バランスをもたらせる。彼の姿勢は気に入ったし、素晴らしいパーソナリティーだ」