試合については守備や緊張感の低下に苦言【写真:goal.com】
ミランは12日、セリエA第19節でサッスオーロと対戦し、敵地で3-4と敗れた。バルバラ・ベルルスコーニCEOがマッシミリアーノ・アッレグリ監督の解任をほのめかす中、本人はクラブが決めることだと話している。
MF本田圭佑が途中出場でデビューを果たした12日の一戦は、ミランにとって手痛い黒星となった。2点を先行しながら、若手FWドメニコ・ベラルディに4ゴールを許して敗北。今季初の連勝を目指したミランだったが、逆にまさかの結果に終わっている。
この事態を受け、バルバラCEOは「変化を加えることがいかに必要であり急務であるかが改めて確認された」と、アッレグリ監督の解任を示唆した。同監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように話している。
「続投? それはクラブが決めることだ。私は常にクラブのために仕事をしてきた。自分がやってきたことに落ち着いている。挽回が難しいのは分かっていたが、今日の試合でさらに難しくなった。だが、欧州カップ戦に出るためには、まだコッパ・イタリアとチャンピオンズリーグがある」
一方、アッレグリ監督は試合について、次のように述べている。
「ひどくておかしな敗北だ。サッスオーロが良かったが、我々は個々のミスが多かったことの代償を払うことになった。アウェーで3ゴールを決め、4失点してはいけないよ。このような形で失点してはいけない。今日の試合は順位を上げるために大切だった。だが、思っていたようにはいかなかったよ。今は仕事をしていくしかない。水曜までね。水曜にはコッパ・イタリアが待っている」
「順位? 恐れてはいないよ。だが、試合に対する注意を変えていく必要がある。我々はもっとコンスタントに結果を出していかなければいけない。だが、2-0としてから緊張感を落としてしまい、集中を欠いた。ゴールマウスに嫌われた場面が3つあったが、守備でのミスもたくさんあったんだ」