ジェノア、ヴェローナにそれぞれ勝利【写真:goal.com】
12日に行われたセリエA第19節、ローマ対ジェノアの一戦は、4-0でホームのローマが勝利を収めた。
カスタンやデ・ロッシが出場停止のローマは、ブルディッソと新加入のナインゴランを先発で起用。前線はジェルビーニョ、トッティ、フロレンツィの3トップで臨んだ。
先制点は25分。トッティのFKが壁に当たり、こぼれ球をジェノアがクリアし切れずにボールが浮くと、フロレンツィが華麗なオーバーヘッドを決めた。
さらにその5分後、右サイドを突破したジェルビーニョの折り返しから、トッティが右足シュート。ボールはマンフレディーニに当たってからネットを揺らし、ローマがあっという間にリードを広げる。
すると、ローマは前半終了間際に決定的な3点目を奪った。ジェノアのセットプレーから、一気にカウンターを発動すると、最後はフロレンツィのクロスからマイコンが押し込んだ。
前半だけで3点を挙げたローマは、後半早々にダメを押す。52分、トッティのCKからベナティアが頭で4点目を奪って勝負を決めた。
その後もマツザレムの退場で10人となったジェノアにゴールを許さず、ローマはクリーンシートで逃げ切り。首位ユヴェントスとの勝ち点8差を維持している。
また、3位ナポリも敵地でエラス・ヴェローナに3-0と勝利した。ホームで強いヴェローナに対し、ナポリは27分、左サイドでパスを受けたメルテンスが、中央に切り込みながら右足シュートを決めて先制。前節の2得点のメルテンスが、引き続き好調ぶりを見せつけた。
ナポリは後半に入って72分に追加点。5分前に途中出場したばかりのインシーニェが、マッジョのクロスに合わせてネットを揺らす。すると76分、インシーニェのシュートのこぼれ球をジェマイリが押し込んで勝負を決めた。ナポリはユーヴェに勝ち点10差、ローマに2差の3位を維持している。
なお、同時間帯に行われたもう1試合、アタランタ対カターニアの一戦は、2-1でアタランタが勝利。カターニアは最下位脱出のチャンスを逃した。