首位でリーガを折り返す【写真:goal.com】
11日のリーガエスパニョーラ第19節、バルセロナは敵地ビセンテ・カルデロンでのアトレティコ・マドリー戦をスコアレスドローで終えた。ヘラルド・マルティーノ監督は試合後、FWリオネル・メッシ、FWネイマールをベンチスタートとした正当性を説いている。
スペイン『EFE通信』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。
「彼らは頭から起用できる状態にはなく、よってベンチスタートとした。私は試合に臨むために、最良の決定を下さなければならないんだ。メッシは60日間チームから離れていたし、ネイマールは胃に問題を抱えていた。彼らなしでプレーすることが賢明だと考えた」
試合自体については、次のように振り返っている。
「アトレティコ・マドリー相手には、どんなチームも困難な状況に陥る。膨大な数の決定機を築くことはできず、GKが良い反応を見せているならば、なおさら難しい。何より重要なのは、試合に勝利しようという意思を示したことだ。アトレティコにカウンターの機会を与えなかったことは、特に強調されるべきだろう。両チームともに勝ち点50で前半戦を終えたが、素晴らしい数字だと思う」
アトレティコを得失点差で上回ってリーガの冬の王者となったバルセロナ。しかし、マルティーノ監督が気に留めることはなかった。
「何も感じるところはない。私は冬より、夏の王者になることを望むよ。しかしながら、前半戦の成果は素晴らしいものだった。パフォーマンス的には右肩上がりで、特に2連敗した後から改善されていったね」