前半は相手に助けられる場面も【写真:goal.com】
11日に行われたプレミアリーグ第21節、トッテナム対クリスタル・パレスの一戦は、2ー0でホームのトッテナムが勝利した。
下位パレスを相手にホームでしっかり勝ち点3を取りたいトッテナムだが、前半は立ち上がりから苦しんだ。
開始8分、パレスは前線でシャマクがパスを受けると、うまく体を入れてデンベレのファウルを誘い、PKを獲得した。しかし、パンチョンがキックミス。大きく枠を外し、先制の絶好機を逃す。
この場面ほどではないが、パレスは決定機をつくりながらも先制できない前半が続いた。セットプレーでチャンスをつくってもシュートが味方に当たるなど、運もない。
トッテナムがチャンスをつくり出したのは30分を過ぎたあたりから。右サイドを突破したレノンのクロスにアデバヨールが飛び込んだり、ベンタレブのミドルシュートがポストに弾かれるなど、ゴールを予感させる。
すると、0ー0で折り返した後半に入って試合が動いた。48分からピッチに立ったノートンが自陣右サイドから最前線にロングパスを入れると、アデバヨールが2人のDFに挟まれながらバックヘッド。ここに走り込んだエリクセンが決めて、トッテナムが先制する。
トッテナムは57分、2月末からトロントFCへ行くことになったデフォーを投入すると、73分にチーム待望の追加点を決めた。レノンのパスをペナルティーエリア内で受け、体勢を崩しながらもねじ込んでいる。
これで楽になったトッテナムは、2ー0のまま試合を終えて勝ち点3を獲得。リーグ戦3連勝を飾った。