成績は破竹の勢いだが、経営は苦しい事情
AFCウィンブルドンは、前身ウィンブルドンFCが2002年にミルトンキーンズへの移転を発表するなり、地元ファンによって再結成した。9部からスタートした同クラブは破竹の勢いで昇格を遂げ、2011年に念願のプロリーグ、4部に昇格。以来、4部残留に成功し続けているものの、資金繰りに苦しんでいる。
AFCウィンブルドンはチーム公式サイトで、「クラブに期限付き移籍してくる選手たちに下宿先を短期貸しで提供してくれる人を募集。クラブの近所に住む人で家に余った部屋があれば、ご連絡を」と呼びかけた。
今季は前半戦22節を終えて中堅の15位につけているAFCウィンブルドン。昇格した2季前の16位、昨季の20位を上回る成績を目指しているが、そのためにもチームを支える地元ファンの協力が必要不可欠となる。
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