G・ロッシは感謝のメッセージ【写真:goal.com】
フィオレンティーナは8日、コッパ・イタリア5回戦でキエーヴォと対戦し、2-0と勝利を収めた。この試合を前に負傷離脱したFWジュゼッペ・ロッシは、支援の声に感謝の言葉を述べている。一方、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は前線の強化について言及した。
5日のリヴォルノ戦で負傷したG・ロッシは、これまでに2度の手術を受けたひざの前十字じん帯の断裂、および選手生命の危機が騒がれた。だが検査の結果、内側じん帯の負傷であることが判明。一部では2カ月ほどの離脱と言われている。
ワールドカップ出場への希望が見えたG・ロッシは、アメリカでの治療に向かう。同選手は自らの公式ウェブサイトで、次のようにサポートへの感謝を表した。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
「コロラドへ行く前に、みんなに感謝したかった。難しくてつらかったけど、みんなのメッセージとサポートに感動し、誇りに満ちたよ。優しい言葉をくれたフィレンツェ全体、クラブ、チームメート、イタリアのすべてのサポーター、ほかのチームの同僚たち、みんなに心から感謝している。すぐにまた会おう!」
FWマリオ・ゴメスも負傷離脱中のフィオレンティーナは、モンテッラ監督がカターニア時代に指導したメタリストFWアレハンドロ・ゴメスや、先日現役引退の意向を示したウディネーゼFWアントニオ・ディ・ナターレへの関心が噂されている。モンテッラ監督は試合後、次のように語った。『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。
「A・ゴメス? マリオだろうが、アレハンドロだろうが、いずれにしてもウチにはゴメスが必要だね。マリオはまだ数週間必要だ。ディ・ナターレ? 最近は連絡していない。彼が引退したいとは思わないよ。この間は試合に負けて落胆していたんだ。まだ続けると確信している。もちろん、我々がゴールゲッターを必要としているのは確かだね」
なお、フィオレンティーナはコッパ・イタリア準々決勝で、カターニア対シエナの勝者と対戦する。