6ー0で先勝【写真:goal.com】
8日に行われたキャピタル・ワン・カップ準決勝ファーストレグ、マンチェスター・シティ対ウェスト・ハムの一戦は、6ー0でホームのシティが先勝した。
4日のFAカップでブラックバーンと引き分けたことを除けば好調のシティ。得意とするホームでの試合ということもあり、プレミアリーグで19位のウェスト・ハムを序盤から圧倒した。
12分、ヤヤ・トゥーレからのロングパスを受けたネグレドが鮮やかにダイレクトボレーを決めて先制すると、26分にもネグレド。ゼコのパスから左足で決めて2点差とした。
早くもウェスト・ハムに絶望感を与えると、40分にはY・トゥーレが圧巻のカウンター。センターサークルから一人で持ち込み、ペナルティーエリアに入ったところでシュートコースをつくって自ら決めた。
後半に入っても、シティは手を抜かない。49分、CKのこぼれ球を拾ったナスリがドリブルでチャンスをつなげると、ダビド・シルバのパスがDFに当たってペナルティーエリア右へ。ここにいたネグレドがていねいに決めてハットトリック達成。スコアは4ー0となる。
こうなると、ゴールが欲しいのはゼコ。エース・アグエロ不在の間にアピールしたい同選手は、60分に結果を出した。左サイドからクリシがグラウンダーのクロスを入れると、ゼコが飛び込んで5点目。ファーストレグの勝利はおろか、決勝進出にも大きく近づく。
その後シティはY・トゥーレ、D・シルバ、ネグレドを引っ込めて省エネモード。攻撃の勢いはなくなったが、それでも相手に目立ったチャンスを与えない。
89分には、途中出場のマルコス・ロペスのヒールパスを受けたコラロフがクロスを入れると、ゼコがダイレクトで合わせて6点目。ウェスト・ハムにトドメを刺した。
敵地でのセカンドレグは、21日に開催予定。