現地フォーラムよりコメント紹介【写真:goal.com】
日本代表MF本田圭佑のミラン加入は現地イタリアでも大きく取り上げられ、ミランのファンの間でも期待が高まるとともに、盛んに意見や議論が交わされている。
イタリアのサポーターは、伝統の10番を背負うことになった新加入選手をどのように受け止めているのだろうか。『スカイ・スポーツ』のフォーラムや『A.C.Milan Forum』、『Milan World』などに投稿された多くのコメントの中から一部を紹介する。
「ウチのMFのほとんどと比べればサッカーの神のようなものだよ。選手としてはまったく悪くないね。マーケティングのためだけじゃない。イタリア対日本戦ではメッシのようだったよ」
「どうだろうね、楽しみだよ。必要だったような選手ではないし、問題を解決してくれるわけでもないけど、チームにもう少し才能やクオリティーが加わるならもちろん悪いことじゃないからね」
「10番を与えるのは間違っている。マーケティングの問題だとしてもね。このチーム、このリーグで背番号にふさわしいことを証明するべきだけど、かなり疑わしいと思うよ」
「カカーとバロ(バロテッリ)とすぐに息が合うようになってくれれば、ミランは一気に別のチームになる。自分の価値を見せたいという意欲があるのなら、大きな満足をプレゼントしてくれる選手だと思う」
「彼の獲得に疑問を持っている人は多かったし、僕もその一人だった。マーケティングだけだと思ってたよ。でもコンフェデのイタリア戦や、CSKAのいくつかの試合を見るとまったく考えが変わった。サングラスと金髪は”ヤクザ”のボスみたいだけどね」
「ミランの金庫に年間1000万(ユーロ)をもたらしてくれると読んだよ。ユニフォームや極東での放映権なんかでね」
「何千人もの日本人がサン・シーロにきて、ウチのサポーターになってほしいね。そうなればクラブにとって良いことだよ」
「ミラノに到着してすぐに、19時40分から20時の間だけでも練習したいと言っていたらしい。オレはそれだけでも評価するよ」
「すごく真面目なプロフェッショナルで、素晴らしいクオリティーを持っていることは間違いない。助けになってほしいけど、だからといって救世主というわけじゃない。それははっきりさせておくべきだ」
「レアル・マドリーから来たような選手じゃないと盛り上がっちゃいけないのか? ドルトムントが日本の2部から香川を獲得したときには誰も騒いでいなかったけど、結果は見ての通りだ。大事なのはうまくスカウティングすることだ」
「日本でユニフォームを売るためだけに役に立つのじゃなく、チームに何かをもたらしてほしいね」
「日本人は一般的に優れた人たちで、すごく誠実で仕事への献身性がある。彼のプロ意識に関しては疑う必要はほとんどないと思うよ」
「奥さん可愛いね」
「経済面では本田は間違いなく大型補強だ…技術面でもそうだと願いたいね。日本人だし、しっかり仕事をする意識は根付いているはずだ」
「少なくとも良いスシを送ってくれれば、僕らは日本に依存するようになるだろうね」
「素晴らしいプロフェッショナルだ。飛行機から降りたら、タクシーに乗ってレストランへ行くのではなく、すぐに練習したいと要求したらしい。今日の試合(6日のアタランタ戦)でプレーできないと分かると怒っていたとか。ロボットのようだ」