現在はキャリアで最高の状態とも【写真:goal.com】
バルセロナMFシャビは、現役引退までバルサでプレーを続けたいと希望を述べながらも、実際にそれが可能かどうかは「分からない」としている。
バルサとの現在の契約が2016年までとなっているシャビ。カンテラ(下部組織)以来23年間を過ごしてきたクラブを離れることはあるのだろうか。スペインの雑誌『パネンカ』のインタビューで同選手は次のように語った。
「ここでキャリアを終えるのは難しくなってくる。バルサで終えることになるかどうかは分からない。僕はそうしたいと思っているけど、何が起こるかは分からないよ」
今月には34歳の誕生日を迎えるシャビだが、年齢による影響はまったく感じず、むしろ今が一番良い状態だと主張している。
「スペインでは、選手が30歳を過ぎると大げさに言いすぎる傾向がある。正直に言って、今はキャリアの中で一番良い状態だと感じているよ。より成長して、フィジカル的にも良い状態で、以前よりも多くのことを学んできた」
バルセロナのプレースタイルの基礎にあるサッカー哲学こそが、これまでバルサ一筋でプレーしてきた最大の理由だとシャビは語る。
「結局のところ、バルサでプレーしていて幸せなのはこのチームの哲学があるからだ。別のクラブでプレーしていればもっと幸せだったかもしれないしい、それは分からないけど、僕が優先してきたのはいつもバルサだった」
現役引退後に何をすることになるかは、まだ決めていないとのことだ。
「監督になるかどうかは分からない。今はまだプレーしているし、プレーのことを考えるのをやめていないからね。サッカーは大好きなので、サッカーに関わり続けたいとは思っている」