ユヴェントスのジュゼッペ・マロッタGM（ゼネラルマネジャー）は、MFアンドレア・ピルロとの契約を近いうちに延長するとの見通しを示している。MFポール・ポグバについても契約延長に前向きな姿勢を見せた。

今シーズン末にユヴェントスとの契約が満了するピルロだが、クラブは同選手を引き留めたいとの意志を明確にしている。マロッタGMはイタリア『Rai』で次のように述べた。

「ピルロは契約満了になるが、クラブと彼との関係は非常に良いものだと言える。できる限り早いうちに延長することになるだろう。３年契約かって？　契約の期間はサインをしたときに公表する」

イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はピルロの新たな契約について、ボーナスを含めた年俸４００万ユーロでの２年契約になると報じている。

一方、他国のビッグクラブから注目を集めるポグバについても、マロッタGMは契約延長への交渉を予定していると語った。

「ポグバ？　いくつかのビッグクラブが彼を欲しがっているが、ユヴェントスもビッグクラブだ。我々は売ることよりも買うことを習慣としているクラブだ」

「ポグバの代理人とはもう少し先になってから契約延長の話し合いをすることになるだろう。それこそが大事なことだ」

アントニオ・コンテ監督に関しては、元マンチェスター・ユナイテッド監督のサー・アレックス・ファーガソン氏やアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督のような長期政権を築いていく可能性も示唆している。

「アントニオのサイクルは勝利とともに幕を開けた。１年目からスクデットとスーパーカップを獲得し、コッパ・イタリアで決勝へ進んだ。今後もまだ続けていくことができると思う。クラブは全面的に彼のことを支持している。さらに、彼はユヴェントスの選手でもあったので、サポーターと良好な関係にあるのも彼にとって良いことだ」