フットボールチャンネル

中村憲剛の知られざるシーズンオフの活動

text by いしかわ ごう photo by Go Ishikawa

子供達からの熱烈な歓迎を受けた中村は…

「なくそうよ、虐待。やめようよ、いじめ。子どもは宝。」をスローガンにピンクアンブレラ運動を展開しており、今回、川崎市内の児童養護施設の慰問が実現した。

 約40人の子供達からの熱烈な歓迎を受けた中村は「これだけ喜んでもらえるとは思わなかったですね。

 子供達を見て感じることもたくさんあったし、その場に行かないとわからないですから。だいぶ遅くなってしまったけど、来れてよかった」と終始笑顔。夫人と選んだという絵本や、自分が読んで面白かったという書籍を子供達にプレゼント。

 その後の質問コーナーでのやりとりでは、少年時代には実は水泳と木登りがまるで苦手だったエピソードを明かすなど、終始なごやかなムードで進んだ。

 帰り際には、グラウンドで少年達とのパス交換に興じていた中村。「まだ始まったばかりだし、1年や2年で終わらせるつもりはないですね。地道に続けていきたいし、いずれ大きな輪が出来ていって欲しいと思ってます」と今後に向けても意欲的な姿勢を見せていた。

【了】

関連リンク

中村憲剛が語る日本代表への決意
ケンゴ先生が「止める」「蹴る」の極意を教えます!
遠藤保仁×中村憲剛 日本最高峰のプレーメーカーが語るバルサ論
中村憲剛の見えている世界が変わる瞬間

1 2

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!