ラツィオ戦は厳しい評価に【写真:goal.com】
インテルDF長友佑都は6日、セリエA第18節ラツィオ戦でフル出場した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、同選手に5点と厳しい評価を下している。
ダービーでの勝利で幕を閉じた2013年に続き、新年も白星発進を目指したインテル。だが、エディ・レヤ新監督の就任で流れを変えたいラツィオに苦しみ、ゴールを奪えない。61分には、長友がどんぴしゃのタイミングでヘディングシュートを放ったが、相手守護神の好守に阻まれた。
その20分後、長友は失点に絡んでしまう。DFルイス・ペドロ・カヴァンダにドリブルでの突破を許すと、この流れからFWミロスラフ・クローゼに先制点を許してしまった。インテルは同点に追いつけないまま敗北。エラス・ヴェローナに抜かれ、6位に転落した。
『ガゼッタ』は長友について、先制に迫ったことに触れつつも、「カバンダに抜かれ、ラツィオをゴールに近づける大きなミスをした。残念だ。それまでの彼は、インテルの中で周囲を落胆させていない選手の一人だった」と、一つのミスが決勝点につながったことの重要性を指摘している。
なお、インテルのベストプレーヤーは、6点のGKサミル・ハンダノビッチ。及第点の6点をつけられたのは、MFフレディ・グアリンとFWディエゴ・ミリートの計3名のみだった。