イタリアメディアの報道によると、ローマがカリアリMFラジャ・ナインゴランの獲得を確実なものとしたようだ。同選手は７日にローマのメディカルチェックを受けると報じられている。

インテル、ミラン、そして最近ではナポリが争奪戦に加わっていたナインゴランの新天地は、イタリアの首都となりそうだ。『スカイ・スポーツ』や『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など、イタリアの大手メディアは、ローマのワルテル・サバティーニSD（スポーツディレクター）とカリアリのマッシモ・チェッリーノ会長が、６日に取引をまとめたと報じている。

これによると、ローマは３００万ユーロのレンタル料に加え、シーズン後の買い取りに６００～６５０万ユーロを提示した模様。『ガゼッタ』は、買い取りは義務になると伝えている。『コッリエレ・デッロ・スポルト』によれば、選手との契約は年俸１６０万ユーロで、２０１８年までの契約になるという。

『スカイ』はナインゴランのローマ移籍が「９９％」だと報じている。ナインゴランは７日にローマ入りし、メディカルチェックを受ける見通しだ。

なお、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは６日、争奪戦には加わらないとし、ナインゴラン獲得から撤退したことをほのめかしていた。