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ディ・ナターレ、今季限りでの引退表明

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「不当に攻撃されている」
「不当に攻撃されている」【写真:goal.com】

ウディネーゼFWアントニオ・ディ・ナターレが6日、今季限りで現役を引退する意向を明らかにした。

36歳の元イタリア代表ストライカーは、2010年、2011年と2年連続でセリエA得点王に輝くなど、ここ4シーズン連続でリーグ戦20ゴール以上を記録。ベテランになってからもコンスタントに結果を残してきた。だが、今季は15試合に出場して4ゴールとペースが落ちている。

ウディネーゼは6日、セリエA第18節でエラス・ヴェローナと対戦し、ホームで1-3と敗れた。イタリアメディアによると、スタンドの観客はディ・ナターレにも批判の声を浴びせたようだ。

そして試合後、ディ・ナターレはイタリア『スカイ・スポーツ』で、「6月にここで終わりにする。引退するよ」と明らかにした。『スカイ』によれば、ディ・ナターレはクラブのオーナー、ジャンパオロ・ポッツォ氏にもすでに伝えた模様と報じている。

『コッリエレ・デッロ・スポルト』は、ディ・ナターレのコメントを次のように伝えた。

「僕は36歳で、ゴールが決まっていないことであまりに騒がれている。ウディネーゼでの10年間を考えれば、不当に攻撃されていると感じたよ。引退するという決断は家族と下した」

フランチェスコ・グイドリン監督は同選手のコメントを受け、次のように話している。

「なんと言ったらいいか。知らなかった。試合に敗れ、我々がデリケートな時期にあるから、落胆しているのだと思う。私が思うのはそれだけだ。ほかになんと言えばいいか。彼とは話していない。悔しいときは、望んではいないが思ったことを口にすることもある。今の我々は苦しい時期にあるんだ。頑張らなければいけない」

ディ・ナターレは今季開幕前、クラブとの契約を2015年まで延長しており、契約にはさらに1年の延長オプションもついている。

Goal.com

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