ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは６日、アタランタ戦の前にイタリアメディアのインタビューに応じ、日本代表MF本田圭佑のトレーニングへの意欲をたたえた。また、カリアリMFラジャ・ナインゴランの獲得が難しいことをほのめかしている。

移籍手続きの関係でアタランタ戦に出場できなかった本田は、本拠地サン・シーロのVIP席で、ガッリアーニCEOらとともに試合を観戦した。ミランはMFカカーの２ゴールなどで、３－０と快勝している。

試合を前にイタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じたガッリアーニCEOは、本田の印象を聞かれて次のように答えている。イタリア『トゥットスポルト』が伝えた。

「とても、とても良い印象だ。彼は常に練習を望んでいる。今日も昼間に、ご飯を食べるのではなく、トレーニングをしたいと言っていた。彼の練習への意欲はとてつもないよ」

「それに、一緒にディナーに行った昨夜はハッピーだったかと聞いたら、彼はノーと答えたんだ。自分がハッピーなのは、良いプレーをして、ミランを勝たせたときだけだとね。だから、とても、とてもポジティブな印象だよ」

また、ローマらと獲得を争うナインゴランについては、次のように述べている。

「ミランも争奪戦に？　絶対にない。ほかに任せるよ。争奪戦は終わったと思うがね。私はマーケットのロジックを知っている。だから、争奪戦はない。もうすでに終わった」

「どこへ行くか？　それは言わないよ。ローマ？　我々は賭けることができないからしないけど、予想をするのなら、私もそう（ローマ）言うね。ただ、我々全員が間違っているのかもしれないが」