「ファンも冗談と受け止めたのでは」【写真:goal.com】
4日のFAカップ3回戦でトッテナムと対戦し、2-0と勝利を収めたアーセナルだが、終盤にFWセオ・ウォルコットが見せたジェスチャーが物議を醸している。MFジャック・ウィルシャーは、ウォルコットを擁護する姿勢を示した。
試合はアーセナルが2点のリードを奪って終盤を迎えた。そんな中、ウォルコットはトッテナムMFダニー・ローズと衝突。負傷交代を余儀なくされると、担架で運ばれた際、トッテナムサポーターに向けて手で「2-0」とつくり、笑顔を見せた。
アーセン・ヴェンゲル監督は試合後、担架に乗せられていた間にウォルコットに向かってコインが投げつけられたことが、ジェスチャーの原因になったとの考えを示していた。
ウィルシャーは「セオはアーセナルのレジェンドになるかもしれないね。彼はすでにファンからすごく愛された存在だ。この一件は、それを加速させることになる」と指揮官と同様、ウォルコットを擁護している。
「(トッテナムのサポーターは)彼を攻撃していたから、それに対して少しやり返しただけなんだと思う。周囲の人々もそれを冗談のように捉えたんじゃないかな」
ウォルコットは、この試合でひざのじん帯を損傷したと見られており、最大で4週間の離脱が見込まれている。