ホームで3ー0 大一番を制す【写真:goal.com】
5日に行われたセリエA第18節、ユヴェントス対ローマの一戦は、3ー0でホームのユヴェントスが勝利した。
良い入りを見せたのは2位のローマ。首位ユヴェントスを相手に立ち上がりから良いリズムでプレーした。
しかし、先制したのはユヴェントスだった。17分、ペナルティーエリア右で前を向いたテベスが中にボールを運ぶと、タイミングを外して縦にスルーパス。これを受けたビダルが決めた。
それでも、この先制点でユヴェントスが勢いに乗るということはなく、ローマは小気味良いパスワークでボールを支配した。ただ、こちらは崩しきれずに同点弾を決めきれない。
すると、後半の立ち上がりにユヴェントスが貴重な追加点を奪う。48分、左サイドからのFKをピルロがファーに蹴ると、ボヌッチが飛び込んで2ー0になった。
なかなか決められないローマは、75分にデ・ロッシの悪い癖が出てしまう。キエッリーニのドリブル突破に対して危険なタックルを仕掛けたローマの主力にレッドカードが提示されて、アウェーチームは10人になった。
さらにこれで得たFKでユヴェントスが好機を得ると、ゴールライン上のカスタンが左手でボールを触れてしまい、こちらも一発退場。一瞬で2人を欠くことになった。
ユヴェントスは、このPKを途中出場のヴチニッチが決めて勝負あり。3ー0で勝利したユヴェントスは、ローマとの勝ち点差を8ポイントとした。