「2-0」ジェスチャーは見ておらず【写真:goal.com】
4日のFAカップ3回戦でアーセナルFWセオ・ウォルコットが見せたジェスチャーが騒動となっているが、トッテナムのティム・シャーウッド監督はこのシーンを見ていないと語った。
アーセナルの2点リードで迎えた終盤、ウォルコットはトッテナムMFダニー・ローズと衝突して負傷し、担架でピッチ外に運ばれた際、トッテナムサポーターに向けて手で「2-0」とつくり、笑顔を見せた。
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は試合後、ウォルコットに向けてコインが投げられたことが、選手のジェスチャーにつながったとの見解を示した。一方でシャーウッド監督は、次のように話している。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
「私は見ていなかったんだ。彼がしたこと? 私はセオという人間を知らない。ひやかしたのかもしれないね」
一方、シャーウッド監督は試合について、結果には「落胆」しているとしながらも、負傷者の多さを嘆いている。
「我々はアーセナルと同じフィールドに立っていることを示した。これは17日間で6試合目だったんだ。おそらく、我々は負傷者続出により、リーグで最も小さいチームとなっている」
「我々は疲れていた。少しシャープさを欠いていたよ。ただ、どうなってもおかしくなかった。彼らは素晴らしい気迫を見せたよ。私は彼らのことを誇りに思っている」