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シメオネ:「リーガのフィナーレにもう到達していたら…」

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“試合から試合へ”を貫く
“試合から試合へ”を貫く【写真:goal.com】

4日のリーガエスパニョーラ第18節、アトレティコ・マドリーは敵地ラ・ロサレダでのマラガ戦を1-0で制した。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、チームとしての働きが勝利を引き寄せたことを強調している。

スペイン『マルカ』と『アス』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「今日はグループの勝利だ。とても困難な試合だったね。途中出場した選手たちの存在がなければ、勝利はあり得なかっただろう」

「マラガは我々にボールを預け、カウンターからゴールを狙った。素晴らしい守備を見せていたね。我々はチャンスを生み出すことができず、最終的にグループの働きで勝利を奪い取った」

次節に対戦するバルセロナを抜き、暫定ながら首位に立ったアトレティコ。そのことについて問われたシメオネ監督は、次のように返答している。

「バルセロナの勝利しか期待していない。もう慣れてしまったように、彼らが首位に立ち続けることしかね。リーガがもうフィナーレを迎えていたら、とても美しいだろうが…。しかしながら、まだまだ長い道のりが待ち受けている」

「チームは“試合から試合”へ進むのみだ。我々がいかに苦しみながら勝利を収めているのかを考えてくれ。ヘタフェはバルセロナ相手に2-0のリードを奪い、そのまま逃げ切ると思わせた。だが結局、バルサが5-2の逆転劇を演じている。レアル・マドリー、バルセロナとの差は深淵だ。我々はあなた方(記者陣)が目にしているように、必死の努力を示している。それはみんなから称賛されるものだ」

リーガのコンペティションが2ステージ制に変わる可能性にも言及した。

「ここ10年の優勝チームに鑑みても、何かが変わることはないだろう。現在の格差はコンペティションが開催される期間ではなく、ライバルの財政力に関係することだ」

「我々にとって最も大切なことは、“試合から試合へ”にほかならない。それは日々を懸命に生きている、市井の人々の人生と同じだよ。我々は社会の中で戦いに挑んでいる、多くの人々を反映する存在だ。サッカーファンがバルセロナ、レアル・マドリーに立ち向かうアトレティコを目にするとき、このチームに近付くことを求めるだろう。誰もが苦労をしながら生きているのだからね」

MFオリベル・トーレスをハーフタイムに下げた理由も説明した。

「チームは違うキャラクターの選手を必要としていた。試合は想定した内容と様相が違っていたからね」

Goal.com

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