選手と指揮官は違うとしながらも…【写真:goal.com】
ロシア代表のファビオ・カペッロ監督が、古巣であるミランの指揮官問題に言及した。来季からの就任が濃厚と言われるボタフォゴMFクラレンス・セードルフに指揮を委ねることについて、勇敢な選択だと話している。
今季でマッシミリアーノ・アッレグリ監督との契約が満了するミランは、来季からシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長のお気に入りであるセードルフにチームを託すとも言われている。かつてミランで黄金時代を築いたカペッロ監督は、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように語った。
「良い選択だ。とても勇敢な選択だね。監督というのは、選手とはまったく別の仕事だ。だが、彼の国際経験が助けとなるだろう。私に言えるのは、選手なら自分のことだけを考えるが、監督をするなら25人のことを考えなければいけないということだ」
日本代表MF本田圭佑らの加入で、1月から流れを変えられるかどうかが注目されるミラン。彼らが再びトップを争うのはいつになるのだろうか。カペッロ監督はこのように答えている。
「いかに投資するか次第だ。だから、今は何も言えない。特にほかのチームたち次第でもあるからね。ユヴェントス、ローマ、ナポリが投資を続けるなら、より厳しくなるだろう。(マリオ・)バロテッリ? おそらく、彼のことは少しそっとしておくべきだ」