オランダの裏をつけるか
攻撃面でカギを握るのはビダルだ。この良質なハードワーカーには相手のパスワークの軸であるストロートマンを抑える役割も託されるはずだが、両サイドはそう簡単に上がれない状況で、ビダルがタイミング良く飛び出すことで深い位置の対応に弱さのあるオランダのディフェンスラインを突けば得点チャンスは大きくなる。
もし2位で突破となればベスト16でブラジルとの“再戦”になる可能性が高い。ただ、まずは3試合で持ち味をしっかり発揮すること。組織が攻守に連動し、その中でサンチェスやビダルの個性を輝かせることができれば前回大会を超えるインパクトを放てるはずだ。
担当記者による分析
ノルマ:1勝1敗1分
目標:ベスト8
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