モウリーニョとの問題は否定【写真:goal.com】
レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドは、2013年FIFAバロンドール受賞の見通しについて、今年に限らず毎年受賞にふさわしいプレーを見せていると主張している。
バルセロナFWリオネル・メッシ、バイエルン・ミュンヘンMFフランク・リベリとともにバロンドールの最終候補に残っているC・ロナウド。2008年に同賞を受賞して以来、メッシに独占されてきたトロフィーを奪還できるかどうか注目が集まるところだ。
ポルトガル『ボラ』による2013年の「今年の人」に選ばれたC・ロナウドは、同誌のインタビューでバロンドール選考について冗談交じりに語った。
「今年受賞にふさわしかったかどうかは分からない。もう6年前から3位以内に入っているし、FIFproのベストイレブンに入るのは7回目か8回目だ。それ以上何も言うことはないよ。数字が物語っていることだ」
「受賞の資格はあるかもしれない。去年もそうだったし、2年前もそうだった。毎年バロンドール受賞にふさわしいと思う。いつも勝ちたいと思ってはいるけど、勝つことも負けることもある。そういうものだよ」
マドリーがC・ロナウドに過度に依存しているのではないかとの見方は否定している。
「マドリーは一人の選手に依存してはいないし、依存するわけにもいかない。僕はチームを助けて、自分のやるべき仕事をする。全力を尽くしてチームを助けることで、良い気分だと感じている。でも、レアル・マドリーが一人に依存するとは考えられない」
過去に確執があったとも言われる現チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督については、何も悪い感情は持っていないと主張した。
「モウリーニョを許す? 僕は世界中を許すよ。誰とも衝突したことはないし、誰かのことを悪く言うこともないだろう。僕はいつもそうしてきたし、これっからもそうしていくつもりだ。誰に対しても嫌な気持ちを感じることはない。僕が唯一望むのは勝利することだけだ」
「また彼と一緒に仕事をするかもしれないし、過去のほかの監督たちともまた一緒にやるかもしれない。僕は監督たちから多くのことを学んできたし、良い思い出を持っている。彼らは僕に人間としても選手としても成長する可能性を与えてくれた」