すでにコンタクトも?【写真:goal.com】
シンガポールの投資家ピーター・リム氏の到着が迫るバレンシアは、マンチェスター・シティFWエディン・ゼコの獲得に乗り出そうとしているようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。
バレンシアのアマデオ・サルボ会長は先日、リム氏がクラブ買収に近づいていることを認めた。加えて、同氏の投資額については「とにかく巨額。サッカークラブにおいて、これまで2~3度あったかという世界有数のもの」であることを明かしていた。
リム氏はバレンシアをチャンピオンズリーグで上位に進出できる強豪クラブに成長させたいと望んでおり、買収が決定すれば早くも今冬の移籍市場で補強に力を入れる意向という。そこで、シティで出場機会が限られているゼコに白羽の矢が立ったようだ。
ゼコはシティでFWアルバロ・ネグレド、FWセルヒオ・アグエロに次ぐ3番手のFWとなっており、今季のプレミアリーグでは8試合に出場して3得点を挙げるにとどまっている。現在アグエロが負傷で戦列を離れていることで出場機会の増加も期待されるが、定位置が確保できるクラブに移籍する可能性も浮上している模様だ。
バレンシアは、すでにゼコと接触していると見られている。同選手にはインテルなどほかのクラブも関心を示しており、リム氏の到着が鍵を握ることになるかもしれない。