冬の移籍市場での動きはなし?【写真:goal.com】
ボルシア・ドルトムントはブンデスリーガ第17節ヘルタ・ベルリン戦をホームで1-2で落とし、シーズン前半戦を4位で折り返すことになった。ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)はドイツ『ビルト』の取材に対し、リーグでの不調を嘆きながらも、冬の移籍市場での補強は考えていないと述べている。
ドルトムントはヘルタに敗れ、13年ぶりとなるホームでの3連敗を喫した。1試合消化の少ない首位バイエルン・ミュンヘンとの差は12ポイントとなっているが、ツォルクSDは不振の理由を相次ぐ負傷者に求めない姿勢を示している。
「多くの負傷者がいたが、それだけでは言い訳にならない。例えばヘルタ戦でもそうだったが、試合の負け方に納得がいかないんだ」
また、DFマルセル・シュメルツァーとMFイルカイ・ギュンドアンがすでに全体練習に復帰していることを挙げながら、後半戦に向けて補強は特に画策していない考えを語った。
「負傷していた彼らが後半戦に向けた準備をすべてこなせるのは、我々にとって好都合だ。だから、(補強より)後半戦に復帰する選手たちに期待をかけているよ」
一方、ツォルクSDは今季終了後の退団が確実と見られるFWロベルト・レヴァンドフスキの後釜について、「我々が紹介すると思っても良い」とコメントしている。新FWの発表は来年の夏になるのだろうか。