首位は再びアーセナルに【写真:goal.com】
26日に行われたプレミアリーグ第18節、マンチェスター・シティ対リヴァプールの一戦は2ー1でホームのシティが勝利した。
ホームで絶対の強さを誇るシティと、ルイス・スアレスの圧倒的なパフォーマンスに引っ張られて首位に浮上したリヴァプールの上位対決は、序盤から激しい攻防となった。
アグエロを負傷で欠いているシティだが、立ち上がりから右サイドを意識した戦いでチャンスをつくる。
リヴァプールの攻撃はやはりL・スアレスが中心。19分には、エースのスルーパスを受けたスターリングがGKと1対1になってゴールネットを揺らしたが、副審の旗。完璧なタイミングで抜け出したが、疑惑の判定で得点は認められない。
それでも良い時間帯をつくったリヴァプールは、24分に先制した。ヘンダーソンのくさびのパスを受けたL・スアレスがワンタッチでペナルティーエリアのスペースに転がすと、スターリングが抜け出してGKをかわす。このタッチが少し流れたものの、追い越す形で上がってきたコウチーニョが流し込み、スコアが動いた。
この失点で、シティの攻撃のスイッチが入った。27分、コラロフがDFの股を抜く巧みなクロスを入れて、ヤヤ・トゥーレがシュートまで持ち込む。敵陣でのプレーが増えたシティは、31分に同点弾。左CKにコンパニが頭で合わせて、1ー1に追いついた。
その後は互いに好機をつくったが、勝ち越しゴールは決まらない。このまま折り返すと思われた前半アディショナルタイム、シティが大きなゴールを奪った。カウンターを仕掛けたシティは、ヘスス・ナバスがネグレドにスルーパス。ネグレドの左足のシュートはややコースが甘かったが、GKミニョレが弾ききれず、ぞのままゴールへ入った。
1点を追うリヴァプールは、何度かチャンスをつくったが追いつけない。中でも73分のチャンスは決定的だったが、L・スアレスの完璧なクロスをスターリングが枠外へ蹴ってしまった。
82分には、ルーカスを下げてイアゴ・アスパスを投入して攻撃の人数を増やしたリヴァプールだが、それでも同点弾が遠い。
結局、試合は2ー1のまま終了。好調リヴァプールを止めたシティが、開幕から続くホームでの連勝を9とした。