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チェルシー、鉄壁の守備で勝ち点3

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スウォンジーに1ー0
スウォンジーに1ー0【写真:goal.com】

26日に行われたプレミアリーグ第18節、チェルシー対スウォンジー・シティの一戦は、1ー0でホームのチェルシーが勝利した。

序盤はていねいにボールを保持するスウォンジーに対して様子見のチェルシーだったが、15分あたりから一気に主導権を握り、猛攻を仕掛け始める。19〜20分には4本連続CKでゴール前を脅かし、じりじりと相手を追い込む。

そして29分、左サイドで縦パスを受けたアザールが鋭いドリブル突破からペナルティーエリアに侵入。相手GKトレンメルの位置を確実に見ながら右足を豪快に振り抜いた。これがゴールネットに突き刺さり、チェルシーは幸先の良い先制点を手に入れる。

その後もチェルシーは2度3度と決定機をつくる。DFのGKへのバックパスのミスを突いてオスカルがゴール前に飛び込んだ31分のシーン、エトーがGKと1対1になった42分の場面などは、追加点が生まれていてもおかしくなかった。

スウォンジーは左サイドからのクロスにシェルベイが詰め、右から走りこんだポスエロがシュートを放った33分の決定機くらいしかゴールにつながりそうな形をつくれない。自陣で人数を割いて強固な守備ブロックを敷いていたおかげで1失点にとどまったが、チェルシーとの実力差は明らかだった。

早くスウォンジーを突き放したいチェルシーは後半開始早々、絶好の2点目のチャンスをつくる。ダビド・ルイスのロングキックにマタが反応。ペナルティーエリア内でボールを受け、中央に折り返した。ここに走りこんだのがエトー。今度こそ得点かと誰もが確信するような決定機だったが、シュートはGK正面。モウリーニョ監督もぼう然とするしかなかった。

それでもチェルシーは勝負を決めるべく、オスカルに代えてランパート、マタに代えてシュールレ、ウィリアンと持てる駒を次々と投入。攻撃に厚みを加える。そのランパードが73分に強烈ミドルを放つなど、均衡が破れそうな予感も漂ったが、どうしてもゴールが遠い。この日のチェルシーは肝心なところで詰め切れなかった。

そうなると、流れが相手に傾くのがサッカーの常。スウォンジーのラウドルップ監督が後半頭にエルナンデス、61分にテ・グスマン、76分にボニーを投入した効果もあり、攻撃の迫力を増した。相手陣内でボールを保持する時間帯も長くなり、リスタートの回数も増えた。

そんな中、チェルシーはD・ルイス、テリーらを軸とした最終ラインが鉄壁の守りを見せ、失点を許さない。チェルシー安定感は90分間失われることはなく、スウォンジーが良い形をつくっても最後のところで跳ね返されてしまう。チェルシー守備陣は決めきれない攻撃陣をしっかりと救った。

スウォンジーは4分間のアディショナルタイムも諦めずに果敢に攻め続け、何度かCKを得たが、それも不発に終わった。

結局、試合は1ー0のまま終了。チェルシーは辛くも逃げ切り、2試合ぶりの白星を飾り、今季リーグ戦11勝目を物にした。

Goal.com

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