年明けのローマ戦にも意気込み【写真:goal.com】
ユヴェントスMFアルトゥーロ・ビダルは、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに対し、チームの今季の戦いぶりや今後の展望などについて語っている。
セリエAで首位に立つユヴェントスは、クリスマス休暇を挟んで年明けの第18節では2位ローマとの直接対決を迎える。勝利すれば差を8ポイントに広げて前半戦の首位ターンを確定できる試合について、ビダルは次のように述べた。
「まだマッチポイントではないけど、セットポイントだとは言える。前半戦の終わりを迎えるところだからね。ローマは素晴らしいリーグ戦を送っているし、トリノでの試合は彼らにとっても僕らにとってもすごく重要なものになるだろう」
「完璧なタイミングでの試合だよ。僕らは準備ができていて、何をするのかも分かっている。今の状況も理解している」
チャンピオンズリーグ(CL)ではグループ最終節でガラタサライとの直接対決に敗れて決勝トーナメント進出を逃し、ヨーロッパリーグ(EL)に回ることになったユヴェントス。ビダルは今季のグループ敗退を「キャリア最大の失望」だとしつつ、EL優勝への意気込みを口にした。
「僕らのチームは、カップ戦で優勝するためのチームだ。最初のラウンドで去るためのチームじゃない。ガラタサライ戦の後は腹が立ったし、落ち込んだよ。強いチームは精神状態も整っているべきだ。この教訓は未来のためになるだろう」
「トリノで(ELの)決勝が開催されることは、優勝を目指す理由の一つになる。僕にとってはELはリベンジだよ。CL敗退は今でも悲しく思っているからね」
2013年FIFAバロンドールの候補23名には含まれなかったビダルだが、「2014年には受賞を目指すよ」と来年のさらなる活躍を誓っている。