自身もノミネート【写真:goal.com】
チェルシーGKペトル・チェフは、2013年のFIFA/Fifpro(国際プロサッカー選手会)ベストイレブンGK部門の選出について、バイエルン・ミュンヘンGKマヌエル・ノイアーが有利ではないかと考えているようだ。
GK部門は今月2日に5人の候補が発表され、ノイアーとチェフ自身のほかに、ユヴェントスGKジャンルイジ・ブッフォン、レアル・マドリーGKイケル・カシージャス、バルセロナGKビクトール・バルデスがノミネートされている。
これまで5年連続でカシージャスがベストイレブンに選出されてきたが、その記録を途切れさせる選手がいるとすればノイアーではないかとチェフは予想している。GOALの取材に対し、チェルシーの守護神は次のように語った。
「バイエルンはリーグもチャンピオンズリーグ(CL)も優勝し、3冠を達成した。僕の意見としては、(カシージャスの)支配を終わらせるのはノイアーかもしれないと思う。僕自身もトップ5に選ばれるのはいつもうれしく思っているよ」
「誰がベストなのかを選ぶのはとても難しい。それぞれ違う大会、違うリーグで戦っていて、そう簡単に比較はできないからね。ベストの中の一人に選ばれるのはとてもうれしいことだし、誰が選ばれてもその資格はあると思う」
昨年のベストイレブンはリーガエスパニョーラ勢が全11人を独占したが、必ずしもその結果がリーグ間の優劣を正確に表すものではないとチェフは主張している。
「僕としては、プレミアリーグはベストのリーグだと思う。僕らは過去2年間にCLで優勝し、ヨーロッパリーグでも優勝したけど、FIFproベストイレブンには誰も選ばれなかった。すごく驚いたことだったよ」
「たとえばリーガから6人が選ばれたとしても、リーガがブンデスリーガより良いリーグだという意味だとは限らない。チームがどういう戦いをしているか、代表チームでどういうプレーをしているかも関係するし、リーグだけのことじゃないからね」
FIFA/FIFproベストイレブンは、FIFAバロンドールなどの各賞とともに、来年1月13日に行われる授賞式で発表される。