ダービーでチーム3位タイの高評価【写真:goal.com】
インテルDF長友佑都は22日、セリエA第17節のミラノダービーでフル出場し、チームの勝利に貢献した。後半途中からキャプテンマークも巻いた同選手に、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は6.5点と高い評価をつけている。
左サイドで躍動し、チャンスメークのほかに自らもシュートを放っていった長友。MFハビエル・サネッティ、MFエステバン・カンビアッソと、チームの重鎮2人がベンチに下がってからは、キャプテンマークを巻く重責も担った。
『ガゼッタ』は長友の「左サイドでの継続的な上下運動」をたたえ、「フィニッシュのクオリティーはまずまずだが、大事なのはシュートにたどり着くことだ。『いかに』シュートするかは改善できる。結局は、長友という疾風がミランを揺るがし、退かせた」と、積極的なプレーぶりを評価した。
マン・オブ・ザ・マッチは決勝点を挙げたFWロドリゴ・パラシオ。唯一、7.5点と高い評価がつけられた。インテルではそのほか、アシストを記録したMFフレディ・グアリンが7点。DFジョナタンにも長友と同じ6.5点が与えられた。キャプテンのサネッティが5点、カンビアッソとMFサフィル・タイデルが5.5点で、それ以外の選手は及第点の6点だった。
一方のミランは、DFダニエレ・ボネーラが7点で最高。GKクリスティアン・アッビアーティ、MFナイジェル・デ・ヨング、MFサリー・ムンタリ、MFリッカルド・サポナーラが6点で、それ以外の選手たちは5.5点以下と厳しい評価になっている。