ヘタフェに逆転勝利【写真:goal.com】
22日のリーガエスパニョーラ第17節、バルセロナは敵地コリセウム・アルフォンソ・ペレスでのヘタフェ戦で5-2の逆転勝利を果たした。ヘラルド・マルティーノ監督は試合後、バルセロナのプレースタイルを維持したことが、逆転劇につながったとの見解を示している。
スペイン『EFE通信』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えている。
「試合開始から15分間の内容は見直さなくてはならない。しかし残りの70分間は良いパフォーマンスだった。我々のスタイルを示したことで、逆転勝利を果たすことができたんだ」
「チームはラインを高く保ちながら、実践すべき攻撃を仕掛けていた。バルセロナの勝利の術は、チームのプレースタイルを切り離さないことだ」
また前半だけでハットトリックを達成し、0-2のビハインドをひっくり返したFWペドロ・ロドリゲスを称賛している。
「ゴールを決めるためのキャパシティーがあるが、何よりも決して諦めない姿勢が素晴らしい。ペドロは自分がチームに貢献している、本当に重要な選手であることを理解している。彼は誰もが屈服してしまう選手だ」
「今日は3ゴールを記録したが、私はそのような活躍を必要としていない。彼は常にゴールを決めているからね。選手たちのことはゴール数で評価されたりもするが、何よりチームのパフォーマンスに参加することが大切だ。その上でゴールも決められたら、一層素晴らしい」
バルセロナはこの試合で、GKビクトール・バルデス、FWリオネル・メッシ、MFシャビ・エルナンデスを負傷、FWネイマールを出場停止で欠いていた。
「勝とうが負けようが、レオ、バルデス、シャビ、ネイマールの不在を寂しく思っている。しかし1月には全員を戦力に加えられるはずだ。それにバルサは負傷者がいようとも、エクセレントなチームであることをしっかり示している」