初ダービーでの初勝利に喜び【写真:goal.com】
インテルは22日のセリエA第17節で、ミランとのダービーに1-0と勝利した。エリック・トヒル会長は喜びをあらわにしている。また、試合途中からキャプテンマークを巻いたDF長友佑都にも言及した。
FWロドリゴ・パラシオの華麗なヒールキックでダービーを制し、インテルはトヒル新会長にリーグ戦初白星をプレゼントした。試合後、同会長はイタリア『スカイ・スポーツ』で次のように話している。クラブの公式ウェブサイトが伝えた。
「素晴らしい試合をしてくれた選手全員に感謝している。サポーターにもね。8万人の観客は見事だった。最高だよ。本当に素晴らしい夜だったし、クリスマスを幸せに過ごせるね。ミランは良いプレーをしたし、我々は彼らをリスペクトしている。でも、今日は素晴らしい勝利だった」
「2日間で(下部組織とあわせ)2つのダービーに勝てるなんて、想像もしていなかった。すべて監督と選手たちのおかげだ」
トヒル会長は決勝点を挙げたパラシオに賛辞を送っている。また、MFハビエル・サネッティとMFエステバン・カンビアッソがベンチに下がってから、長友がキャプテンマークを巻いたことにも触れた。
「パラシオは今季のリーグ戦で最も美しいゴールの一つを決めたと思う。本当に見事なヒールキックだった。サネッティとカンビアッソ、長友はリーダーだよ」
試合前にミランのバルバラ・ベルルスコーニCEOと会ったトヒル会長は、イタリアサッカー界が発展する必要性を強調。インテルの補強についても述べている。
「試合前にバルバラ・ベルルスコーニと会って、良い感じで話したよ。イタリアサッカーは成長と発展を必要としている。その点では我々の考えは同じだ」
「さらに強くなるためには何が必要か? 成長できる可能性があるのは確かだ。全員が自分たちのことを信じればね。いずれにしても、我々はいくつかのポジションで手を加えなければいけない。戦略を立てた上で動き、チームづくりを続けていかなければいけない」
なお、トヒル会長は次にイタリアへ戻るのが1月だと明かしている。