アウェーでヘタフェに5-2 エスパニョールは白星【写真:goal.com】
22日に行われたリーガエスパニョーラ第17節、ヘタフェ対バルセロナの一戦は、アウェーのバルセロナが5-2で勝利している。
バルサはメッシとシャビを負傷、ネイマールを出場停止で欠いたが、D・アウベスが先発で実戦復帰を果たしている。
2枚看板不在となったバルサは、3分にピケが決定機を迎える。右サイドで得たFKから、こぼれた球を押し込もうとしたが、至近距離からのシュートも決めきることができない。
最初のチャンスを逸したバルサに、ヘタフェが牙を剥く。10分、ラフィタのヒールパスを受けて左サイドを駆け上がったエスクデロが、GKピントとの1対1を制して先制ゴールを奪った。まさかの失点を喫したバルサだが、15分に2点目まで献上。P・レオンのCKからリサンドロに合わされ、苦手とするセットプレーからの今季6失点目を喫した。
バルサは低調なパフォーマンスを披露していたが、34分に反撃の狼煙を上げる。セスクのパスに抜け出したペドロがGKモジャの位置を冷静に見極めミドルシュートを沈め、1点差に詰め寄った。バルサはこのゴールで勢いに乗る。41分、イニエスタのパスから再びペドロ。左サイドから切り込み鋭いシュートを放ち、同点弾をもぎ取った。
7分間で試合を振り出しに戻したバルサは、前半のうちにスコアをひっくり返した。43分、J・アルバのクロスから、バレラがクリアミスしたところにペドロが現れ、左足を振り抜くハットトリックとなるゴールを決めて逆転に成功した。
バルサは後半、ボールポゼッションに重点を置いて試合をコントロール。68分には、ペドロのクロスにセスクが合わせ、リードを2点に広げた。72分にセスクのPKで加点したバルサは、それ以上ヘタフェにも得点を許さず、首位を維持してウィンターブレークを迎えている。
同日に行われたそのほかの試合、エスパニョール対バジャドリーの一戦は、ホームのエスパニョールが4-2で勝利している。4分にS・ガルシアのPKで先制し たエスパニョールは、その後も速い攻めから多くのチャンスを演出。ストゥアニの2ゴールとV・サンチェスの得点で大量4ゴールを挙げ、ウィンターブレーク前最後の試合を勝利で締めくくっている。