アタランタに敵地で4-1【写真:goal.com】
22日に行われたセリエA第17節、アタランタ対ユヴェントスの一戦は、4-1でアウェーのユヴェントスが勝利を収めた。
8連勝中のユヴェントスは、この日も早い時間帯に先制に成功する。ビダルのパスがDFにあたり、こぼれ球を拾ったテベスが、マーカーをうまく抑えて右足でグラウンダーのシュートを放つ。アタランタGKコンシッリが伸ばした手を弾いてから、ボールはゴールに収まった。
だが、アタランタも15分、ここまで8試合連続無失点だったユーヴェからゴールを奪う。ボナヴェントゥーラが右サイドの深い位置を突破すると、この折り返しをモラレスが右足で流し込む。ユヴェントスの無失点記録を745分で止めた。
追いつかれたユヴェントスは、再び攻撃を仕掛けるが、アタランタゴールを破れない。41分にはポグバのスルーパスに反応したテベスが、コンシッリと1対1になったが、わずかにドリブルが長くなる。テベスはアタランタ守護神をかわそうとしたが、一足先にコンシッリにカットされた。
タイスコアで前半を終えたユーヴェだったが、後半の立ち上がりに再びリードを手にする。左クロスにジョレンテが触れると、こぼれ球に反応したポグバが左足でシュートを流し込んだ。
再びビハインドを背負い、リヴァヤらを投入したアタランタに対し、ユヴェントスは75分に勝負を決める。キエッリーニがドリブル突破で前線にボールを運ぶと、このパスをペナルティーエリア内で受けたジョレンテが、マークについたミリアッチョをフェイントであっさりかわし、3点目を奪った。
すると、その4分後には4点目。リヒトシュタイナーが右サイドからクロスを入れると、ニアのテベスには合わなかったが、その背後に飛び込んだビダルが脚を伸ばして合わせてネットを揺らした。
ビダル、テベス、ポグバを立て続けにベンチへ下げて休ませたユヴェントスは、残り時間も試合をコントロールして逃げ切り。セリエA歴代3位となる無失点記録こそ更新できなかったが、9連勝で2位との勝ち点5差を維持して2013年を締めくくった。