チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、昨季まで在籍したレアル・マドリーのMFメスト・エジル売却について、自身の見解を示した。イギリス『デイリー・ミラー』が報じている。

ポルトガル人指揮官は、マドリーがエジルをアーセナルに売却したことが驚きであったことを認めながら、その方針への理解も示している。

「マドリーが彼を売ったことには驚いた。しかし私は、マドリーがどのようなクラブでもあるかも理解している」

「マドリーは偉大なクラブだが、（MFガレス・）ベイルや（MF）イスコといった選手たいを獲得する必要がある。彼らはスペイン最高の若手や、ビッグクラブに所属していない世界最高と考えられる選手を引き入れなければならないんだ」

またエジルの加入先であるアーセナルが、プレミアリーグ優勝を達成可能なチームとの見解を示した。

「メスト、またほかの選手たちの進化が、アーセナルを王者とする可能性もある。メストは現在のアーセナルにおいて、本当にかけがえのない選手とも言える。彼はチームというパズルを補完できる選手の一人だ」

「メストに適応のための時間など必要ない。監督が彼のはまるスペースを空けておき、そこに置けばいいだけだ。そうすれば、チームを最高のものとすることができる。メストを止めることは難しい。彼のようなタイプは、試合のいくつかの瞬間に最高の選手であることを示してしまう」