得点力でライバルに差をつけられているが補強はあるのか?
一方、1月の移籍市場解禁まであと10日となり、ユナイテッドでも移籍を巡る噂話が過熱しているが、モイーズ監督は英大衆紙に対し、香川を含む攻撃陣の放出を否定している。
「FWの補強は必要ではない。ファン・ペルシー、ルーニー、エルナンデス、ウェルベックがいるし、香川もトップ下でプレーできる。周囲が勝手に補強の候補選手の名前を挙げるのは簡単なことだが、それらを吟味した時、名案ではなかったりもする」
リーグ上位勢では暫定首位に躍り出たリバプールのウルグアイ代表FWスアレスがリーグ通算19得点を決め、得点ランク首位を快走する一方、ユナイテッドのルーニーとファン・ペルシーはそれぞれ8点(5位タイ)と7点(9位タイ)に甘んじている。
このことについて、モイーズ監督は「ファン・ペルシーとルーニーは今年も好調だ」と強調。1月中旬までの離脱が報じられているファン・ペルシーに関しては、「順調に回復しているが、万全な状態で復帰させなければ」と話した。
次なるユナイテッドの試合はクリスマス明けの26日で、敵地でハルと対戦するが、勝てば11月10日以来、今季2度目のリーグ3連勝となる。その後、28日に敵地でノリッチと、1月1日にホームでトッテナムとの対戦が控えているため、特にノリッチ戦でのローテーションが確実視されている。
ノリッチと言えば、香川が昨季3月にハットトリックを達成した際の相性の良い相手でもあるため、香川の復帰ゴールにも期待がかかる。
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