前節とは違うパフォーマンスが必要【写真:goal.com】
ミランは22日、セリエA第17節でインテルとのミラノダービーに臨む。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は前日会見で、後任報道に気を取られることなく、大一番に集中していると語った。
イタリアメディアは、今季で契約が満了するアッレグリ監督の後任として、ボタフォゴMFクラレンス・セードルフやイタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督が有力と報じた。一方、イギリスメディアは、トッテナム監督を解任されたアンドレ・ビラス=ボアス氏も候補の一人だと伝えている。
だが、アッレグリ監督は21日の会見で次のように話している。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
「コヴェルチャーノでの監督ライセンスコースで最初に教わるのは、監督というのは常にスーツケースを手にしているものだということだ。大事なダービーの前日に、私の去就や、ミランの次の監督について話すのは、意味のないことだろう。そのことについて話したくはない」
また、アッレグリ監督はインテルについて、このように話している。2度のビハインドを許した前節ローマ戦のようなパフォーマンスをしてはいけないと語った。
「インテルは素晴らしいリーグ戦を送っている。(ワルテル・)マッツァーリ監督の強さは、攻守におけるプレーの組織だ。前節ナポリ戦でインテルは負けたが、良いプレーをしていた。厳しい試合になるだろう。精神的にも我々は準備していなければいけない。結果を出せることを願っている。我々は2011年4月から勝っていないんだ」
「ローマ戦のようなプレーでは、結果を出すのは難しいだろう。明日はまったく別の試合となる。刺激も緊張感もあるね。典型的なダービーの要素だ。相手に多くを譲らず、チームとして仕事をしなければいけない。ほぼ完璧なパフォーマンスが必要だ」