スタジアム問題から「引き留めるのは不当だ」【写真:goal.com】
カリアリのマッシモ・チェッリーノ会長が、MFラジャ・ナインゴランら主力の1月の移籍について言及した。スタジアム問題を考慮し、移籍を望む選手は退団して構わないと話している。
カリアリは以前から本拠地となるスタジアムの問題が続いている。チェッリーノ会長は21日のナポリ戦後、移籍を希望する選手をクラブに残すのは不当だと語った。イタリア複数メディアが伝えている。
「ナインゴランは1月どころか12月に出ていくよ。6、7チームが彼を望んでいる。彼が望まないなら、私が送り出す。この選手たちを引き留めることはできないよ。彼らは素晴らしい仕事をしてきたんだ。この2年半、彼は路上で戦ってきた。これ以上、こういうスタジアムで彼らにプレーを強いることはできない」
「全員が出ていけばいい。希望する者は出ていけばいいし、残留を望むなら好きにすればいい。ネネも望むなら移籍可能だ。選手たちは全員、たくさんのことをしてきてくれた。ここに残すのはあまりに不当というものだ」
ナインゴランにはインテル、ユヴェントス、ミランとビッグクラブがこぞって関心を示しているが、チェッリーノ会長は具体的な移籍先には触れていない。
「ナインゴランがどこへ行くかは分からないよ。私には興味のないことだ。本人がクラブを選べばいいんだよ。私はお金を必要としていない」