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聖地国立を目指す! 天皇杯準々決勝注目カードは?

text by 編集部

J1リーグ最終節で対戦したばかりの顔合わせが再度対決

 ベガルタ仙台とFC東京は、奇しくも、直近のJリーグ最終節で対戦したばかりの顔合わせだ。ルーカスの活躍もあり2-0でFC東京が勝利している。

 だがそのルーカスが先週の練習中に骨折。全治約半年の重傷となってしまった。この影響がどうでるのか。

 仙台は13位、FC東京は8位とともに不本意とも言える順位でリーグ戦を終えただけに、タイトルへの思いは強いはず。ともに退任が決まっている監督同士の対戦という意味でも注目となる。

 大分トリニータ対横浜F・マリノス。

 最終節でリーグ優勝を逃したマリノスは、残されたタイトルである天皇杯獲得に向けて意気込みを見せるが、FW・マルキーニョスがすでに帰国。シーズン通じて活躍してきたベテランFWの不在がどう影響するのか。そこがポイントと言えそうだ。

 早々にJ2降格が決定した大分だが、両者は第30節に大分のホームで対戦。中村俊輔のFK一発に沈んだものの、0-1で惜敗。今回も接戦になる可能性はありそうだ。

 サガン鳥栖対川崎フロンターレ。

 終盤に巻き返して残留を決めた鳥栖と、好調を維持して3位に滑り込んでACL出場権を獲得した川崎。

 ともに登り調子のチーム同士だが、実は今季の川崎が唯一2敗している相手が鳥栖である。球際に強く、粘り強い守備を敷いてくる鳥栖を、川崎がいかにパスワークでかいくぐるか。

 豊田陽平と大久保嘉人という日本人屈指のストライカー同士の対戦もみものだ。

【了】

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